ハワイアンジュエリーの最大の魅力は、彫りにあたった光が反射したときのキラっとした輝き。その輝きをいつまでも保つためには、日頃のお手入れが何よりも大切です。
しかし、ハワイアンジュエリーのお手入れ方法に関して、正しい情報が少ないというのも実際のところ。そこで、ハワイアンジュエリーブランドとして高い技術を誇るPUA ALLY(プアアリ)が、ハワイアンジュエリーのお手入れ方法を詳しくご紹介します。
ハワイアンジュエリーにお手入れが欠かせない理由って?
ハワイアンジュエリーのお手入れ方法について知る前に、なぜハワイアンジュエリーにお手入れが欠かせないのか考えてみましょう。
ハワイアンジュエリーと他のジュエリーとの大きな違いは「彫り」と呼ばれる模様です。ハワイアンジュエリーは彫りに選んだモチーフの種類によって「夫婦の絆」や「家族愛」など、さまざまなメッセージを込めることができます。ただ、彫りの凸凹には汚れが溜まることもあります。彫りに溜まった汚れはせっかくのハワイアンジュエリーの輝きを半減させる原因にもなります。
そのため、ハワイアンジュエリーでは彫りに配慮したこまめなお手入れが必要となってくるのです。
【地金の種類別】ハワイアンジュエリーのお手入れ方法
ハワイアンジュエリーに限らず、ジュエリーのお手入れ方法というのは、使われている地金の種類によって変わってきます。ここからは、シルバー、ゴールド、プラチナ3種のハワイアンジュエリーについて、お手入れ方法をご紹介していきます。
※宝石やコアウッドを使用したハワイアンジュエリーでは、 洗剤の成分やクロスに含まれる研磨剤が、 宝石やコアウッドを変色させたり傷つけたりする恐れがあります。そのようなハワイアンジュエリーの場合、 自宅でのお手入れは柔らかい布で優しく拭く程度にとどめ、汚れが気になる場合は、購入店やジュエリーの修理・リフォーム専門店に相談するようにしてください。
Silver925(シルバー)
初めて身に着けたジュエリーは「シルバー」だった方も多いというほどシルバーは世代を超えて、沢山の方たちから愛されています。シルバーは、ゴールドやプラチナより安価で気軽に買いやすい反面、黒ずみやすいという性質も持ち合わせています。シルバーの黒ずみは、硫黄との化学反応による「硫化」が原因です。硫黄は温泉成分やパーマ液、合成ゴムなどに多く含まれています。また、空気中の排気ガスや人間の皮脂に含まれるたんぱく質などにも、ほんのわずかですが硫黄が含まれています。シルバーは、それらの微量な硫黄にも反応してしまうため、使用しているうちに、少しずつ黒ずんできてしまうのです。
着用後のお手入れ
シルバーのハワイアンジュエリーの黒ずみを防ぐには、着用後、水やぬるま湯で汚れを洗い流すのが効果的です。その後、メガネ拭きのような柔らかい布で水気を拭いて、しっかりと乾かすようにしましょう。保管時は空気に触れないよう、密閉性が高いジッパー付きの袋に個別にしまうこともポイントです!
プアアリ製品なら「変色しにくい!」
プアアリのシルバー製品には安心の ロジウムコーティング済みです。
ロジウムは非常に硬い金属で、摩耗や変色への耐性が強いコーティングとして利用されるのが”ロジウムコーティング”です。金属素材の表面をきれいに見せ、変色を防ぎ、コーティング前の状態の金属が溶け出して、アレルギー反応が起き難くするためにアクセサリーで使用されている最もポピュラーなコーティング方法です。
ロジウムコーティングの商品の取り扱い上の注意
ロジウムコーティングの商品のお手入れには研磨クロスなどは使用しないでください。ロジウムコーティングが剥がれてしまう原因となります。温泉や薬品、汗などで化学変化を起こしてしまう場合もあります。温泉に入るときや、就寝時は必ず着用を外してください。
ゴールド
ハワイアンジュエリーといえば、人気のゴールド素材。ゴールドそのものは酸化などの化学変化に強く、変色しにくい貴金属です。しかしゴールドの表面に付いた汗や皮脂、化粧品の油分といった汚れは、放っておくと酸化してゴールドの輝きをくすませる原因となります。金はその純度によって、24K(99.99%),22K(91.7%),18K(75%),14K(58.5%),10K(42%)と分けられます。カッコが含有されている金の純度となります。金の含有量が多ければ多いほど変色がしにくく輝きも違ってきます。
着用後のお手入れ
ゴールドのハワイアンジュエリーは、着用後、表面に付着した汗やホコリ、香水や日焼け止めなどをなるべくしっかり拭き取るよう心がけましょう。
使用するのは、メガネ拭きやセーム革といった柔らかい布で十分です!ゴールドは非常に柔らかい素材のため、傷をつけないよう優しく拭くことがポイントです。ティッシュや研磨剤入りのクロスはゴールドが傷つく恐れがあるので、絶対に使わないでください。
ゴールド素材のハワイアンジュエリー洗浄方法
- 中性洗剤(台所用洗剤など)をぬるま湯に少しいれる。
- 5分間洗浄したいゴールドジュエリーを浸す。
- 水で丁寧にすすいだあと、乾いた布で水を拭く。
- ドライヤーの冷風を当てしっかり乾かす。
プラチナ
結婚指輪や婚約指輪など、ブライダルリングの代名詞とも言える「貴金属界の王様」プラチナ。
最近はハワイアンジュエリーのブライダルリングの人気が高まっていることから、プラチナのハワイアンジュエリーも需要が増えてきています。プラチナは非常に安定していて、酸化や硫化にも耐えられるほど丈夫な素材です。シルバーのように黒ずむといった変色の心配はありませんが、彫りに汚れが溜まりやすいため、放っておくと汚れが酸化して、くすみの原因になります。
また、その耐久性の高さから「永遠の輝き」とも称されるプラチナですが、長年使用していると細かいキズが入り、少しずつ輝きが鈍ってきます。プラチナの輝きを保つには、小キズを磨いて落とすというお手入れが必要です。
着用後のお手入れ
プラチナのハワイアンジュエリーも、着用後はジュエリー用のクロス等で優しく汚れを拭き取りましょう。
また、プラチナもゴールドと同様に中性洗剤で洗うことが可能です。彫りの細かい部分は、毛先の柔らかい歯ブラシや綿棒などを使って丁寧に洗ってください。水ですすいだら柔らかい布で水気を拭き取り、しっかり乾かします。
プラチナハワイアンジュエリーの洗浄方法
プラチナの小キズはジュエリー専用の磨き布を使うことで目立ちにくくなります。ただ、ハワイアンジュエリーの場合、彫りの細かい部分まできれいに磨くことは困難です。購入したショップなどで定期的に磨いてもらうなど、プロに依頼することで永遠の輝きを保つことができます。
さいごに
ここまでお伝えしてきたことをまとめると、ハワイアンジュエリーのお手入れでは、
「着用後に汚れを落とすこと」
「素材に合わせた洗浄が重要」
それらと合わせて、定期的にプロの手によるメンテナンスを受けることで、ハワイアンジュエリーの魅力を最大限に引き出せるのではないかと思います。
ハワイアンジュエリーPUA ALLY(プアアリ)では、自社ブランドの商品だけでなく、他社で購入されたハワイアンジュエリーの修理も受け付けております。他店では断られてしまうような難しい修理についても可能な限り対応し最善の提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。