ハート

モチーフの意味：
「愛情」「恋愛成就」

世界最古のモチーフといわれているハートモチーフ。実は、古代ギリシャで栽培されていた万病に効果があるとされているハーブの植物“Siliphium(シルフィウム)”の種がハート型をしていたことから当時発行された銀貨に刻まれてモチーフが広まったとされているそうです。

また、ハートを“心臓”として表すようになったのは中世イエス・キリストが自らの心臓を“人々への愛”として見せることからはじまったとされているようです。現代では、もっと広い意味での愛を表すモチーフへと進化してきました。

ジュエリーでは、代表的なハートモチーフ。ハートは、心臓や心のカタチを表しています。心は愛や感情が宿る場所なので「愛」や「幸せの象徴」とされています恋人同士の愛だけではなく、家族や友人を大切に思う気持ち子どもを愛しく思う気持ちペットを大事にする気持ち自然を愛する気持ちなどなど。ハートモチーフには、甘い意味合いだけではなく様々な愛情や温かさが含まれています。

日本古来のハートマーク

日本の神社やお寺などでハートのモチーフを目にします。こちらの写真、屋根の裏側に注目してみてください。
実は「猪目(いのめ)」と呼ばれる文様で名前の通り“イノシシの目”になります。
猪目は獣であるイノシシの目をモチーフにすることで「魔除け」や「福を招く」と言われています。
伝統的な日本建築には必ずと言っていいほど、よく使われているそうです。

なぜ、猪目がハート型なのか・・
それはイノシシの目の形がハートに似ているからという理由だそうですよ。
神社やお寺に訪れた時は見つけてみてくださいね。