アンカー（錨・碇）

モチーフの意味：
「安定性」「困難に立ち向かう強さ」「絆」「希望」

ロープや鎖につながれた錨（アンカー）を海底へ沈めることで荒波や暴風に対して船が流されないよう船を海の上に停止させておくための船具のことです。実際にアンカーは、ぶれずに真っすぐ投げ入れないと、海底にしっかりと刺さらず船体を固定できません。しっかり支えてくれるアンカーには「人生の荒波に流されず、道を見失わないように」という意味があります。

ハワイアンジュエリーではよく使われるモチーフですが、がっしりと船を固定する様子から、どんな荒波であっても船を支えるアンカーのように「どんな困難な状況であっても、ぶれない意志で人生を支える」という意味が込められています。アンカーは、 “困難に立ち向かう強さ”を象徴しています。

少し余談になってしまいますが・・・学生時代。リレーの最終走者を”アンカー”と呼んでいたのを覚えていますか？これもアンカー(錨/碇)から由来しています。昔の船は、旅の途中で大波や強風に出会ったら最後だったんです。大破・沈没してしまい、命を断ってしまうことも少なくありませんでした。つまり、リレーの最終走者のアンカーは最後の「希望」という意味がありその選手に託すという意味で由来したと言われているんです！

恋愛面では、愛し合う2人が離れないように「互いの絆をしっかり繋ぐ」と言われていて身につける人の気持ちが揺れ動くことなく、しっかりと進むべき方向へ導いてくれると言われます。